さあ早いものでもう3月になりますが、新しいアイテムが続々と入ってきました!今日はその中から少し。

前回のコラムでチラッと紹介したConnstellationですが、流石に目ざとい方が多くメールで質問責め状態でした。かように今だ大人気の’コンステ(コンスト)’は我々の学生時代に一世を風靡した「名機」であるのはどなたもご存知の通りですが、CommitteeやN.Y.Bach同様、もはや「まんま」で使えるものはほとんどなくなってしまっています。各パーツもフルオリジナルなものは滅多に見なくなりましたよね。それもそのはず、人間にしたら50歳代や60歳代、N.Y.Bachなど70歳を超える訳ですから当然の「老化現象」です!シワが全くなくて歯はバッチリ、白髪は一本もないなんてソリャ人間じゃないですよ!

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でも今だ続くこの38Bの人気ぶりの所以は一体何なのか?それはきっと「四畳半の快適さ」なんだと思うんです。” Too Narrow ! ” “ Less Overtone “などAirをタップリ入れる人にはイマイチの評価の場合が多いのですが、逆にこのファンからすれば、この「こじんまりした世界」に一度慣れてしまうとすごく「吹きやすい」らしく、厚みのある響きとハイノートの安定性と無類の楽チンな吹奏感などなどで「離れられなくなる」様です。
ところがこの「四畳半の世界」、「一歩その外へ出ようとすると出られない」という某海外有名奏者(?)の言葉通りの結果となります。「急なシフトチェンジに楽器がついて来ない」「Dynamic Rangeが狭すぎる」などなど「よくもまあ仰いますねえ」状態になる訳です。そんなPlayerは一様にHeavyな仕様の楽器に乗り換えていく訳ですが、実際「音色や音触の豊富さ」「誰にでも判る音量の差」「SlottingのEvenさ」、そして何より「意外にもむしろ疲れない!」といった「Stress Freeな吹奏感」など、見かけから来る先入観とは全く違う結果に驚く!といったケースが非常に多いんです!これは疑心暗鬼で試しに来たお客さんが一発吹いた途端に完全に変わってしまった今までの多くのPlayerを見ているとつくづくそれを実感しています。

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「んじゃその丁度中間の楽器を」というのでこんなのが出来ました!この詳細はまた日を改めて!スタイルも参考画像ですのであしからず。同時にAndyによって、パーツ類まで一切改造や交換をしないで「新品の時の状態」にRegulationした38Bも届きます!もちろんElkhart時代のミントな個体です。これはOne Offモノですので、お問い合わせ頂いた方にのみお報せしますのでメールでお願いします。

さて今日の最後は、Monster Oilです。その「超」の付く程の「持続力」は使ってる方々から絶賛して頂いていますが、このスライド用オイルにグリス、これが又「イヤになる程長持ち」します!1、3番スライドにヴァルブオイル使ってる方も是非一度試してください。「軽すぎない」この感触が気密性をアップして音の響きが変わります!そして先端部のいやな変色や腐食を完全に防いでくれます。これは昨年から実機で実証済みです!
今回はRotary愛用者に向けてLight Rotor Oilも入荷しました。すぐに流れてしまって消費の激しい今までのRotor Oilと違って桁外れに長持ちします。アクションが速いのは当然ながらこの「悦楽的なタッチ」にもご注目!

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とまあ結構お伝えする事が多いので、個々のアイテムが簡単な説明で恐縮です。詳細はまたいつもの様にメールでご説明しますので!