明けましておめでとう御座います!今年もよろしくお願いします。

さて、年末のコラムでお知らせした通り、今回はRoy LawlerとDel QuadroからのNew Comerの紹介です!

Roy Lawlerは、先ず今週出荷のFlugelhornです。残念ながらコレが彼のFlugelhorn最終作となります。No Lacquerで3rd TriggerとWater Keysはナシという仕様です。このBell Flairは独特の開き方で、実はあのSweet & Mellowな響きの秘密(?)はここにあります!こんな名機の製作を止めてしまうとはホント惜しい限りです。

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その後は2月頃に画像のLong Type Cornetが到着します。これはお判りの通りMartin社から出ていたモデルをベースにして、敢えてTrumpet Shankとしました!いつものマッピをそのままPlug InしてPlayしてください!もちろんCornet ShankのAdapterも付属しますので、Cornet Mpc.でもOKです。市販のアダプターだとGapもPitchもデタラメになってしまうので、完全にこの楽器に合わせ、外観のデザインまで合わせて専用のものを作りました!

Long Cornetって影の薄い存在ですが、特にアメリカの、それもJazz Playerには根強い人気がありますよね。Lee MorganもBlue Mitchellも一部の曲で吹いてる録音が残ってますが、どういう訳かラッパの時に比べ、なぜかイキイキ、ハツラツとした演奏なのが面白いところ!「ベルが自分に近い」のがよりリラックスできるのか、或いは構造的に吹きやすいからなのか、とにかく歌いまくってますから是非聞いてみてください!

Del Quadroからは最初のがすぐに売れてしまいましたが、この’ Spicy Jam 'が今月末に届きます!これはベル・チューニング仕様でリードパイプは二重構造のTaylor Typeです。もちろんStraight な替えベルも付属します。しかもその2つがピシッと入る特注ケースも!2種類のベルは其々FlairとTaperが微妙に違う為、Voicingの変化は相当なもの!これなら殆どのSituationをCoverできます。

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さあこの2つの’ Made In U.S.A. ‘、そのサウンドと吹き心地の違いは、いつもの様にご自分で確かめてみてください!”今も「個性」を失っていないアメリカの楽器”とはどういうものか、その「味」をご堪能ください!