ようやく彼のサイトでのアナウンスもされる様なので、「樹脂製」マッピのお披露目をさせて頂きます。

常連諸氏にはメールで紹介したのですが、何せ画像がないので「想像がつかない」と！でも実際に来て試してみてくれた方は100％腰を抜かして目下愛用中ですので、これはホント吹いてもらうしか無い訳です。

事の初めは以前Andyが作っていたプラ製のマッピで、あれは今なんで作ってないのと訊いたところ「いい音しないし楽器にパワー負けしてしまう」と言うので「じゃあそうでないのを作ってよ」から始まりました。

カーボンやポリカーボネイトは勿論の事、とにかくありとあらゆる樹脂を試した挙句、遂に「理想の素材」が見つかったのがこのKIRINITEです！！

これはナイフやピストルのグリップに使われる素材ですが、マッピに使ってみると「あたりが非常に柔らかいのに耐磨耗性能はずば抜けてる」し何より「反応が非常に速い」「Big Projection !」と興奮してるのでプロトを送ってもらったところ「金属を超えてるかも」「エグいくらい鳴る」とこちらの常連諸氏にも絶賛され、遂にこのラインで生産開始となった次第です。

画像のは真鍮製のUnder Partですが、更なるパワーと音のエッジを求め、Wedge Mpc.での結果も踏まえStainless Steel製にシフトしました。
そして更に２ピース仕様にして、Screw ThreadをWarburtonに合わせ汎用性を高めたのがウチに今あるラインアップです。

音の腰のなさや逃げ、変な歪み方など、今までの樹脂製への不満はこのKIRINITEでは完全に払拭されたと思います！スピーカー測定に使ってたポンコツのオシロスコープを引っ張り出して来て比べてみたのですが、真鍮製のものより音圧・レンジ共々上回ってるのには正直驚きました！！試したもらった方々の第一声は全員一様に「音デッケー！」ですが、先ずこの音圧に驚かれるようです！！

そして樹脂製ならではメリットとして「口当たりの良さ」はご存知の通りです。「マッピの異物感がなくなる」「まさに声出して唄ってる気がする」などリラックスして吹く事ができる点も重要なポイント！

Andyはこの素材以外の従来の素材での展開も始める予定ですので、「あの手のサウンド」のファンはそちらを選んで頂くことも可能です。

さあマッピこそ実際に吹いてみない限りいくら能書き垂れても仕方ありませんので、今日はこのくらいにしておきます。お問い合わせはいつもの様にメールでお願い致します。