久々のせいかRoy Lawlerへの問い合わせを相変わらず多く頂戴しまして有難うございます。今日は今後の入荷予定をお知らせしますね。

RL_trampet_a

先ずはトランペットからで、前回もお知らせしましたがMiles Davisのお気に入りだったLarge BoreのBellをマウントしたC7-4が到着します。ここまで大きなBell Tailだと通常は、.468のXLでセットするのが普通ですが、かのMilesでも流石にキツかったのか.460MLと.464Lで作らせています。1番ヴァルブから出たAirを例の腹巻(?)で受けてBellへと渡す訳ですが、現物を見るとその部分の形状や大きさが違っていますよね。

RL_trampet_B

よくMartinはラッカーの色によって音が違うとか言われてますが、実際はボアサイズの差が一番大きく影響してた様です。ちなみにCTのブルーは.460,Wallace Roneyのブルーとレッドは.468と好みは千差万別ですよね!

 

RL_flugelhorn

さてお次はフリューゲル。このBell Shapeを見てくださいよ!この形がキモなんです!!ホント最近のフリューゲルは音がラッパみたいでしょう。吹き手もそれがフリューゲルの音だと思ってるのだから仕方ないんですが、それならラッパにバケットの方がずっと「それらしい」ですよね。マッピもラッパとは全く違うのに多くのプレーヤーは同じ規格のを当然の様に選んでる始末。Jazzに於けるフリューゲルのサウンドをこのモデルで是非とも再確認して頂きたい!少なくとも青筋立てて、オリャー、じゃないのを解って頂きたいと思う次第です。

 

RL_cornet

最後はコルネット、特にこのLong Bell Modelは何故か最近見かけないでしょう?アメリカならではのスタイルであの独特のハリのあるサウンドは貴重な存在なのに、何故なんでしょうねえ?Nat AdderleyをはじめJazzの「イナタい」コルネット・サウンドはやっぱこれでないと!!

そしてそれと好対照なのがこのShephard Crookのモデル。「品行方正」なその佇まいそのもののサウンドは吹奏楽やクラッシックにおいても最高の結果を出してくれます!この複雑なPipingはSmoothな吹奏感とPerfectなイントネーションの為!コルネットが再び脚光を浴び、「コルネットにしか出せない」サウンドを活かせるプレーヤーの出現を心待ちにしています!!