今回は、Roy Lawler!古くからのお客様は随分驚かれる事でしょう!?

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ウチが開店当初Royのラッパをかなりの本数入れてましたが、段々とDetailsに拘ったCustom Modelが増える中で、彼も結婚、転居を機に「なるべく通常モデルで」という話となった為、仕方なく他ブランドへとシフトしてしまってからもう20年近くが経過しました!今年でRoyの工房は30周年を迎えるとかで、ニューモデルの提案をもらい、「ではもう一度やってみようか!」という運びとなりました。

3年前にはTromboneの製作も再開したらしく、今後の展開にご期待ください!

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例によってウチのオリジナル・モデルは現在製作中でまだしばらくはプロトのやり取りで完成までにまだ時間がかかると思いますので、今回はRoyイチオシのC7モデルからスタートします!
このモデルはご存知の通りMartinのCommittee Mdl.をベースにしていますが、Royならではのアイデアや変わらない独特のサウンドが満載の非常に魅力的なモデルであり、一番のベストセラー・モデルです!

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私がRoyの楽器を気に入ってたのは、「最後のアメリカン・ブラスの音」、あの60〜70年代のゴリッとした響き、それでいて腰の座った輝かしさのあるあのサウンドが全てのモデルに一貫していた点なのですが、このモデルもしっかりとその音がするんです!!Major Brandsが「音」を忘れて競って外観だけのノスタルジアに終始し自滅してしまった現在、Royの存在は最後の砦かもしれません!

そのあたり、いつもの様に吹いてみた上でご自分で確認してみてください!また今後の入荷予定や詳細など、メールでお願い致します。