久々の更新はマウスピース!それも最近はTaylorのものに集中しているので、詳しくご紹介しておきましょう。

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画像の上がUniversal Fitで下がTaylor Fitです。ご存知の通りUniversal FitはBachやSchilkeなどの通常のレシーバー付き楽器に会うShank Taperになっています。

ここでMorse Taperという言葉をご存知の方も多いとは思いますが、通常、市場で販売されているマウスピースのShankはほとんど全てがこのMorse Taperで作られています。もともとドリルやリーマーの統一規格なのですが、ことトランペットとなるとレシーバーと接するポイントがほぼ一点となり、それによって『固着事故」の原因になったりで,私としてはAndyともどもこのMorse Taperは採用していません。

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カップの大きさは、S /M /ML/ Lの4種類です。深さはレギュラーが番号のみで、やや浅めが番号の後に2が入り、M2,ML2などの刻印が入ります。これだけです!Andyが数多くのプレーヤーとのRelationから経験上割り出したラインナップ、実際は殆どのPlayerが結局この中に収まってしまう、と!

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私たちは選択肢が少ないことが逆にメリットであると考えます。細分化によって極度に神経質となり、結局そのデータどんぴしゃのものでないとPlayできなくなってしまう方も少なくありません。
茶碗が変わったらご飯が食べられなくなってしまう人はマレです。「慣れる」事で今度はそれがStandardになってしまう訳です。全てをマッピのせいにしたい気持ちも解りますが・・・。
それよりも、楽器の持っている本来の響きを最大限に再生できるマウスピースを選んでいただきたいと思います。

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CTの「口は通過点!ベルの先から出る音に集中しろ!」という言葉の通り、極度に口周りにだけ神経質になり過ぎるのは本末転倒かと?「音」そのものは貴殿の全てですから!