Oval BellのLight Mdl.の先に届いたのは売れてしまい恐縮です。画像くらいは撮りたかったのですが、その間もなくあっという間にお帰りになってしまいました。来月には2本目が届く事になっていますので次回は必ず画像をアップしますので!

さてTaylorですが、お伝えしました通りChicago Mdl.のNew Versionが間もなく届きます!Chicago Mdl.はTaylor社の中でも一番息の長いモデルで現在のChicagoUになってもう10年程、そろそろモデルチェンジをと色々プロトをやり取りする中でやっと来月後半のI.T.G.のConferenceで発表されます!

custum_light

それまでは画像のArchiveでお楽しみください!?

stership

それと価格改定が来月から実施されます。「気が付いたら2011年から改定してなかった」とかで、「流石に昨今の原材料の高騰はどうにもならず、よろしくご理解の程お願い致します。」との事ですが、これは私にとっても実に痛いことです。でも彼の価格の設定は正直申し上げて本当に良心的だと思います。他社がCNCなんかで組上げたものよりも安い設定であるというのが信じられないんです。ギターなんかでもLuthierものは値段も別格ですよね。

私は彼の真のCraftsmanshipを心底敬愛しています。一台一台を個別に木箱を作って中身の保護も完璧にして送ってくるメーカーなんて今時無いですよね。大抵段ボールにフワフワ入れて終わりですよ。


phatboy

それは彼の、自分が作った楽器への愛情と誇りの証明だと思います。以前のコラムでも書きましたが、Superliteのパーツでも、普通は単に軽い部品に替えるだけなのに彼は敢えて「肉削ぎ」でオリジナルパーツの響き方を活かした上での軽量化を図るんです!ちゃんと軽量なパーツが目の前にあるのにですよ!ここまでやる人は彼をおいて他に知りません。不器用なまでに徹底した丁寧な仕事と時間や手間を惜しまない彼の姿勢はまさにBritish Craftsmanshipで、それは日本の「職人魂」にも通じるものです。

phaenix

真の職人のわざの極致だと思いますが、「判る人だけが使ってくれりゃいい」と大きなADもPromotionも一切やらない頑固で無欲な姿勢は今後も変えるつもりも無い様です。いつもながら、ご自分でその辺り、お確かめください!