デビュー以来非常に評価して頂き、オーダーを相当数頂戴していますSuperliteですが、なんとか夏休み前に完成させたいと言っておりますので、今しばらくお待ち下さい。本当に恐縮です。

その代わりにRed Brassのものは1本だけですが、いつでも吹いて頂ける様にスタンバっておりますので、どうぞご自分で確かめてみてください。コソコソと誹謗中傷に終止する諸氏も一度私の前で堂々と吹いてみてくださいな!

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で、何故このSuperliteがこんなに評価を頂戴してるのか、その秘密(?)のひとつはこのレシーバーからメイン管下部までの「ツクリ」にあるのです!外観からしても、Long Receiverや、個人的にも非常に美しいと思うメイン管のラウンド具合、そして楽器を構えた時の水平方向に非常にスリムなプロポーションなどが目に付くと思いますが、まさにこの部分がその心臓部である訳です。その詳細をこの場で紹介する事はできませんが、Userの方々はそこを一発で見抜いてしまわれた方ばかりです!

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20世紀の初めのFrench Bessonによるピストン・トランペットの革命的なデザインから100年以上が経過しているにも関らず、スペックが何も改良されず未だに「まんま」状態の現存メーカーのものではもはや現代の音楽には対処不可能なんです。苦肉の策でマッピのスロートやリードパイプのVeturiを大きくしたりしたところで、部分的な改善がなされても肝心の音色やバランスが最悪になってしまっているのに誰もそれに気付かないし又指摘もしない。いやむしろそんな困難さを努力と根性で乗り越えてこそ、とばかりに間違った「巨人の星」的哲学(?)のもと頑張っているM体質な人ばかり!それに「古いものは素晴らしい」という歪んだ「骨董趣味」が加わって、「進化は悪」というカルトに嵌ってる人がほとんどの某国では未だ世界的プレーヤーが一人も出て来ない始末。

しかしそんな「天動説」信奉者がほとんどの中にも、本当の楽器の進化を求めるCleverなプレーヤーは確実にいらっしゃる訳です!そんな方々から評価を頂戴出来たというのが最高に嬉しい訳ですが、楽器は何度も言ってます様に吹いて確かめないと何も解りません!メールや電話でお答えできるものでは到底あり得ないというのをご理解下さい。試奏のアポはいつでも結構ですのでメールでお願い致します。

さて今週届くTaylorの新作はコレです!このワンショットで妄想を膨らませてください!詳細は次回のコラムで!