あの一目見た瞬間から、そのベルの大きさに驚愕した最初のStarshipから３台目、最もコンパクトなベルを持つ本機が到着しました！

私も実に色んな製作家と実に色んなモデルのラッパを送り出して来た訳ですが、とにかく「ここ、惜しいなあ！」という点が全く見つからないモデルなんて初めてなんです。

試奏してもらってる音を聴いていても、以前にも書きましたが、まるでMix Downが完了したかの様な「完璧な響き」がここにあります！

話は変わりますが、オーディオの世界でスピーカーにスーパーツイーターという人間の可聴音域を遥かに超える帯域を再生するスピーカーユニットがあります。それだけ聴いていても「シー」「シャー」という音しか聴こえないのですが、これを今までのスピーカーにセットした途端、全域のClarityは勿論、低域のスピード感や立ち上がり、全体の音の締り具合までもが劇的に変化してしまうのです！そして一番感動的なのは一音一音の表情がまるで手に取る様に判る、「気配」までもを表現してしまうと言う点なのです！！

Trumpetという貴殿の唄のTransducerにも、そこまでの再生能力が備わっているべきだと私は考えます。その極限までPureな素材を「ダーク」にも「ブライト」にも「コントロール」して行くのが貴殿の「表現力」であると思うのです。楽器がプレーヤーの表現力に限界を与えてしまっては元も子もありません。楽器はプレーヤーをある枠の中に閉じ込めるものではなく、無限の表現力を与えてくれてこそのものであると思うからです。

さあ、その主張を実感してもらうには実際に吹いてもらうしかありません。いつもの様に一番のお気に入りの楽器を持って吹きにきてください！

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