前回のコラムでご紹介したコパーベルのSummitには非常にお問い合わせを多く頂戴しながらも、実際に試して頂く前に売れてしまい大変恐縮です。

その代わりと言うのも何なんですが、来週にはYellow Brass Bell仕様の' Ultimate Lead Version '第二弾が到着します!



画像は最終プロトですので、実際はこれを送り返してDetailを変更したものとなりますが、今回は黄ベルを装備した通常ウェイトのモデルになります。

前回のコパー同様、現在主流の「軽く、薄く、小さく」とは真逆の仕様なんですが、「今まで使ってた楽器ではペーッて感じの安っぽいハイノートだったのが、ぶっといビームになってホールの最後部まで飛んで行くのが実感出来る!」との評価通りの仕上がりとなりました!



昨今はあくまでも「演奏者側がいかに楽できるか」ばかりが重視されて、肝心の「その音がAudienceにどう聴こえるのか」または「どう届くか」が全く無視されてる気がします。

しゃかりきに凄い形相でハイノートを連発してるのに我々Audienceには「蚊の鳴くような音」や「歪みまくった破裂音」しか聴こえてこないんです。「不快な雑音」という過激な表現をする人も!



今や楽に吹けるのは当たり前です。それが楽器の「進化」ですから。でもそのもう一方の「聴衆」「観客」側での響きがどうかが完全に抜け落ちてしまってませんか??音楽は一人で叫んでてもねえ・・・???