さあ今年も残り少なくなりましたが、皆様には今年も大変にお世話になりました!又、モデルの改良に当たっては実際に使ってみての「生」の貴重な声をたくさん頂戴しまして本当に有り難う御座います。
このご意見なくして楽器の「進化」はあり得ません!来年もどうぞよろしくお願い致します。

さて来年の各ブランドのWeather Report(?)を今回ご紹介していこうと思います。

Harrelsonは前回紹介しました「基準」から大きく外れる事は無いと思います。と言うよりもこの「完成型」をより多くの方々に吹いてもらえる様に「安定供給」(?)できる様にして行きます!

Posseggerは「定番」のピストンは当然ながら、彼の得意なVertical Rotary Valve System採用のモデルを色々紹介して行きたいと考えています。

そしてTaylorですが、これ又「大定番」(?)のChicago Mdl.の「進化バージョン」と共に、完全なオリジナル・モデルを現在開発中です。

画像の3点のモデルが現在のTaylor氏の「定番」ですが、ややもするとそのルックスの奇抜さだけが目立ってしまう彼の理想とする"Voice"は意外にも非常にオーソドックスなものです。



奇しくも彼と同年の私としましても、我々「'70年代どっぷり」世代がずっと耳にして来た「あのブラスの音」を再現し、しかもそれを更にブラッシュアップしてみたい!という点でも彼とは共感する点が非常に多いのです!



CADやCAMで「楽チン製造」をせず、未だあくまで「手作業」に拘り続けるTaylor氏のCraftsmanshipには驚かされます!それは彼の楽器が送られてくる際に、「ネジ止の木箱」を使ってることからもお解り頂けると思います!

その他のブランドは又次回にするとして、2014年もトランペットの進化に微力ながらも貢献出来る様に頑張って行きますので、どうぞ御期待ください!!