前回のコラム更新から、Harrelsonについて「どんな音ですか」「価格はいくらですか」の問い合わせを驚く程多くの方から頂戴して、全く有り難い限りですが、これはホント実際に吹いて触ってみて下さい!

それにHold感の絶妙なバランス、マッピの位置などは文字では絶対に伝わらないし、持ってみて初めて判るものですから。
ましてやそのVoicingに至っては、レシーバーに刻印したVenturi Sizeによって全く変化してしまうので、カタログのサウンド表現とは全く違うものとなるケ−スが多いので、「自分がどんなサウンドが欲しいのか」を明確にしてください。



とにかく「余計な苦労をしなくてもラッパってこんなに楽に吹けるものだったんだ」と実体験で実感して欲しいのです。

そしてもう一点は、桜の満開の頃には出来上がってくるPosseggerへのお問い合わせ。これもコンセプトは同じです。楽に吹いて、もっと音楽そのものに集中してもらいたいという事に尽きます。



そのひとつがMAW Valve SystemのSettingです。これは既にご存知の方も多いと思いますが、Bach用の開発が最初でした。Martin A Wilk氏の「ピストンの穴にあるコブを取り除いて、スムースなAir Flowを実現しない限り、いくらVerticalな面合わせをやっても全く意味がない」と、全く新しいValve Sectionを開発し、既に最初からこのMAWをSetしたモデルもBach社から発売されてますよね。



でPosseggerの一本目にはこのValveを採用しました。当然Valveに併せBellやLeadpipeなどのSpecも通常モデルとは大きく違うものとなりますので、その為に最終的なVoicingは未だ着地点をどこにするかで協議中(?)です。

Posseggerからは今後画像の様なFlugelhornやFluppyと呼ばれるCornet LikeなHybrid Soundの楽器を順次紹介していきます。いつもの様にメールでお願い致します!