今回はHarrelsonのSummit Jazzを紹介してみよう。

このSummit Mdl.はHarrelsonのラインナップの中では比較的新しいモデルで、口径の大きなベルとヘビータイプなパーツを装備した、その名の通りジャズのソロワークには最適なタイプ。



画像をじっくり観察してくれれば、どういうサウンドかは判ると思うけど、構造上の一番の特徴はベルとリードパイプを繋ぐBraceを排してヴァルブ部にプレートをマウントしてそれでJointするスタイルを採用している訳。



このスタイルによってベルは妨げるものが無い為にフルに振動し、プレーヤーの注いだエナジーが全く損なわれることなく、ベル先からのProjectionその一点に集められる。しかもBell Tuningの様な「音逃げ」は全く無いどころか2枚のプレートによってガッチリと振動を逃さない。



このスタイルはGerdtのMicro Tuning Systemの様に厚いプレートとTuning Rodによってベルとリードパイプ管がタイトに一体化させたスタイルに似てるよね。



その結果?とにかく吹いてみれば判る!「自分ってこんなに鳴ってたっけ??」って吹いた人が必ず最初に言うこの言葉が全て!無駄な苦労をする必要はホントないでしょ!