こう毎日「酷暑」が続くとパツラを吹くのもイヤになるとは思うけど、このVacation Seasonこそじっくり吹けるチャンスでもある訳だし、頑張って下さいな!

しかしここ数日ちょこっと持ち直したけど、ユーロは安くなったよねえ。ドルもすっかり80円あたりで落ち着いたし、そろそろ巷の楽器の価格改定ってのがあってもいいと思うんだけどなんでないのかね?

さて、ここんとこ楽器本体のコラムが多かったので、今回はマッピの紹介。各ブランドとも何故かこの時期にニューモデルが重なるんだよなあ??

(Legend Series) 各¥18,000−







熱心な営業メールを何度も送って来てくれるので、試しに入れてみたんだけどコレが結構正確なんよ!
CTはもはやマッピに頓着しない、というかどんなのでもあの演奏が出来てしまうレベルに達してしまってるから気前良くマッピをくれたりすんだわ。私も3本ほど頂きましたが、そのどれもが大きさが違う!で、このLegendは85年に向こうへ行った時にもらったのとほぼ同じ感じ。99年に来日した時のはコレよりもデカくなってたし、逆に77年に最初にもらったのはGiardinelliの7番くらいのサイズなんだよね。
Dizzyのアルキャスはちと特殊だろうけど、コスメもいい感じに仕上がってるし「お守り」としてはいいかもよ!?


(Patrick Vintage Line) 各¥10,000−



Steve PatrickはJet Toneのコレクターであり研究家としても有名だけど、彼がようやく「最後期のジェットトーンよりもジェットトーンな」、完璧オリジナルのスペック通りのモデルをリリース!MFもMendezも、又名機Studio Seriesも、60〜70年代前半までのあの仕上がりで再現してくれたって訳!ジェットトーンに対するイメージが完全に変わってしまうはず。GiardinelliにしろBachにしろ、オリジナルスペックの凄さってやはりあるんだよなあ。再生産ごとになんでああも変わってしまったんだろうね?


(Giorgianni Custom) ¥18,000−



2000の発表からもう10年以上が経過して、シャンクやカップの形状などをより一般的なタイプに変更したモデル。ものによってはシャンク・エンドがリードパイプに当たってしまったり、アンブシュアの完全なリラックスを求められたり、結構最初は戸惑ってしまうプレーヤーも多かったけど、コレはそんなストレスを感じないで成層圏エリアでのプレイに専念できる様にスペックを変えてあるって訳!仕上げもより丁寧になってるし、素材もよりDenseのあるものにグレードアップしてる!