前回Adamsの特注モデルの内容を紹介したが、いきなりCustom Flugelhornが到着した!夏休み後のはずだったのに・・・でもま、いいか!とにかくFlugelhornは「幻」状態なので、この機会にじっくり観察してちょうだいな!



NS/Rose BrassのHybrid仕様、仕上げはウチのModified A-4と同じBrushed/Lacquer。過去の入荷分と違うのは、ベルの入り口(1番ヴァルブとの結合部)とリードパイプの先端がOpen Upされて大きくなってる点。
これで「Open FやBb等のイントネーションが更に安定した上、各スロットがより一層厚みを増して凄く吹き易くなった」という訳。



おりゃーっ!って吹く人は特にそうだけど上のF(パツラのG)周辺で本人は悦楽的に歌い上げてるつもりが、聴いてる方としては「どこまで音痴なのよ?」と不安になる程上ずっちゃって、恐らく4分の1音は行っちゃってるプレーヤーが殆どじゃない。



しかも既存のFlugelhornではこの辺りの音はプロ、アマを問わず相当なもんだよね!それが又、テーパーの合わないマッピで演るもんだから、まるで「無調音楽」聴いてるみたい。



そういった一連の構造上の宿命(?)を一掃したって訳さ。これで変なストレスを背負い込まず、プレイに専念できる!1,000gジャストの重さも「ちょーどイイ!」でしょ。(A-5のウチ仕様のなんか930gだで!この軽さとあのサウンドの厚みが何で両立してるのか!???)