AdamsのFlugelの全貌を見せて欲しいとのメールを多くもらったので、今回は存分にご覧あれ!



重いフリューゲルのあの「ゴーッ」てな音は何か違うんだよね。あくまでパツラの音なんだわ、あれは!ならパツラにバケットの方がよっぽど音楽的だったりする。



パツラとは全く違う楽器のフリューゲルは、もっと軽やかで柔らかな「音楽性」のあるサウンドである訳で、語源そのまま、空間に「羽ばたいて」行く様な音だと思うんだよね。



てな訳で、とにかく「軽く」作るのを第一のポイントにして、サウンドは逆に腰の据わったDark Soundという相反する要素を実現させたのがコレ!

ベルはGBとGerman SilverのHybrid仕様!柔らかさの中にも輪郭のボヤけない厚みを与え、また2ピース仕様によってベル先端まで肉厚をキープできる様にした訳。



このHybrid仕様はGerdtでもう実証済みで、劇的な効果を生む。ただNodal Pointを何処に設定するかで全てが決まってしまうので恐ろしくデリケートな部分なんだけどね。

ラッカーはホント色々試したけど結局このサテンがベストだった。最も楽器の「響き」に影響を与えないし、それにこの「手触り」が何とも官能的なんだわ!



サラッとしてるのにしっとりしてて、カメラで言えばM3あたりのペイントの手触りみたくシルクの様な感触!しかも皮膜はかなり薄いので「響き」のポテンシャルをまんま活かせる。

その他のDetailsについては又次回にして、今日はじっくり眺めてくんなまし!