さてさてコラム。WeberとGerdt以外のアイテムもたまには紹介してみますか。

先ずは非常に問い合わせの多かったTorpedo Bagsだけど、次回入荷は3月頃になりそう。

やはりOutlaw Loredoの方がコンパクトだし軽量なので圧倒的にオーダーはこれに集中した。マッピ、オイルがストラップに収納できるしミュートバッグも付いてるのでやっぱ一番機能的だよね。
これに更に小物入れバッグもアタッチできるけど、せっかくのシンプルさがなくなって「オバちゃんの初めての海外旅行」みたくあんまり格好は良くないし、第一重いよ!



それにしてもアメリカのこの地方の革小物って独特の雰囲気があっていいよね。ナイロン・コーデュラ製のもあるけど、鯔背なパツラ吹き気取るならやっぱ革だよね!ただし値段は高いけどさ。

ケースって実は結構経費がかかるんだよね。まず革製品はバッグ類とみなされて関税が10%。それに消費税はもちろんかかる。で問題は輸送料!楽器一台分は余裕でかかってしまう。
だからナイロンのとの価格差が結構開いてしまうんだよね。

さてお次はKanstul!

アメリカ国内でも以前みたくバンバン売れる状況でないのはこのブランドも同じ。だからなのか知らないけど最近やたらとツクリがいいんだわ!
このサテン仕上げにしたって、以前はムラだらけだったのに今回のは鏡面仕上げみたくスムースだし、各部の仕上げも格段に丁寧に作られてるのには驚いた次第。





サウンドも以前の「マーチングみたいな音」でなく、凄く音の粒が細かくなって全域に渡って「響き」が出て来たよね!
その昔、'84年前後だったかなあ、初めてZig作のF.Bessonを吹いたときの感動!あの音が甦ってるんだよね!!Calicchio全盛時代に独特の個性ある美しさを放ってたあの音がさ。

日本で一番売れてるあのUSブランドも、外観だけでなくてサウンドもあの頃のに戻してくれればってつくづく思うよ、全く!

そうやってブランドごとに個性あるサウンドがしてたあのUSブラスのサウンド!今みたく全部が同じ、まるで日本車みたいなサウンドでなくてさ。