最近もっぱらFreddie HubbardのCBS時代のアルバムがReissueされたのを聴き込んでるんだけど、Fusion創世記の彼はホントいい音してんだよね。"Skagly"や"Liquid Love"などメチャクチャ懐かしいんだけど中でも個人 的に最も好きなのが"Love Connection"!Claus Ogermanのストリング・アレンジが最高の浮遊感と澄み切った空気感をお膳立てしてくれる。



そしてFreddieがその水の中をすごく気持ちよさげに泳ぎまくってるんだけど、それが又メチャクチャカッコイイんだわ!なかでも彼の数あるオリジナルの中でイチオシの名曲"Brigitte"なんてもう最高でしょ。吹いてることが楽しくてしょうがない、ってのがそのまま伝わってくるやね。



大体Claus Ogermanって、その余りの強烈な個性で共演者を飲み込んでしまうケースが多いんだけどさ。例えばMichael BreckerやDavid Sanbornとの共演盤がそのいい例なんだけど、こと Freddie は飲み込まれるどころかそのBig Waveに乗って遊びまくってるんだから、やっぱつくづく凄いプレーヤーだったんだなあって思う訳さ! それに彼ほどTrumpetとFlugelで性格の変わる人も珍しいやね。



全く別の楽器である事を熟知した数少ないプレーヤーの一人。空気感、色、匂い、温度感まで瞬時に切り替えてしまうなんてホント今のプレーヤーには望むべくもなしだあね!

さて前回のコラムで紹介したGerdtがあっという間だったので、弱ってたら届きましたぜWeberが!それも3本同時だあね! 夏休み前にビシッと決めてくれたこの3本、その完成度の強烈さは実際に触ってみれば判ると思う。 おまけに今回はユーロ安の恩恵をモロ受けて、売価も過去最も「体にやさしい」かもね!?