随分と間が空いてしまい恐縮!遅まきながら今年もよろしくお願いします。

気が付くと「円高」が進みまくって買う方は有利になってきたよね。なのに何故か巷の楽器本体やマッピの定価が全く下がらない。するとebayかなんかで落としたはいいけど届いて梱包を開けてみたら腰が抜けた!しょうがねえから逆に巷の楽器店に持ち込んで小銭を稼いでやろう、なんて輩がやたら増殖中で世の中「委託」の嵐!まあ頑張ってよ。色々な意味での「お勉強」にはなるはずだから。
さて今年はGerdtとWeberに関しては又も相当なバージョンアップ版を製作中なので、それ等はその都度このコラムで紹介していくとして、第三のブランドの予告編をチロッと。



Fritz Luettkeがそれで先に届くモデルがこの画像のもの。現在色んな箇所のアレンジを施してる真っ最中なのでもう少しかかりそう。これまで第三のブランドを探して相当色んな製作者のを入れて試してはみたけど、この製作者に関してはマンマ状態のが既にかなりのレベルなので、細部に渡ってブラッシュアップしていくと又も強烈なのが完成しそうなので乞う御期待だあね!これで選択肢が三つになる訳で、大体のニーズには応えられると思う。



でもさ、こうやって「楽器」を通じて向こうへ行く度に様々なプレーヤーと知り合う度につくづく痛感するんだけど、ことヨーロッパのプレーヤーのレベルってホント半端じゃないよね。絶対的技量の差は当然ながら、「ガナリまくる」んじゃなくて、こと楽器を「唄わせる」「音楽する」事に関しては残念ながらわが国とは全く次元が違うレベルにある気がする訳。それは楽器やマッピの選び方にも現れていて、こっちじゃ「如何にハイノートが出るか」「如何に楽に鳴らせるか」ばっかで「自分の出したい音色」てのが全く欠落してるプレーヤーがほとんど。自分の目指すところが全く判らないプレーヤーが非常に多い。だから他人の意見や「〜モデル」なんてのにトコトン弱いだよね。今年はもっと「自分」を持ってくれよ、ホント!