いやあホント待ちに待ったGerdt C管のニューモデルが到着した。アイデアを出した後、数度のプロトのやり取り、Lars
本人を初めRoyal Operaや Royal Symphonyのメンバーによる実戦でのモニタリング、等々予想以上に時間がかかってしまったけど、その甲斐あっての完璧な仕上がりにテンション上がりっぱなし!!で、その詳細。

 

2点の画像の中、左がNLS仕様ので、右が今回のニューモデル。NLSがリードパイプごとスライドさせてチューニングするスタイルで、ニューモデルはリードパイプからメイン・チューニング・スライドまでをワンピースの一体構造にしてベル・チューニングとした訳。もちろんMicro Fine Tunner(P.A.F.)のノブでミリ単位でのチューニングができる。
今回のデザインは、メイン管の抜き差しで「全長が変化」することに起因する吹奏感や抵抗感の変化、音色の変化の問題をクリアするべく生み出したもの。もちろん在来のメイン管の抜き差しタイプの方が好みだというプレーヤーにはNLSがあるので今後はこの2タイプでの展開をしていくことになる。
さてその効果だけど、これはもういつもの通り自分で吹いて確かめるしかない。間違いなくその想像を遥かに超えてると思うけどね!