いやあ何とも強烈な暑さ!パツラの練習も相当にタフだとは思うけど、頑張ってくらはいな。
今日のフィーチャーはGerdt NLS Bronze Mdl.。よく「一体どういう構造なの?」との質問をもらうので写真入りの紹介と行こう!


リードパイプからメイン・チュニング・スライドまでが一体になっていて、それがホルダーを介して本体とスクリュー留めになってる訳。



チューニングはフリューゲルの様にレシーバー側のスクリューをゆるめてメイン管ごと前後にスライドさせる。で、そのユニットを交換する際はベルとの接合部分(前後2箇所)のスクリューをはずし、ホルダーから中身をそっくり抜いて交換するようになってる。もともとセッティングしてあるのはその楽器ごとに最も効果的なテーパーをGerdt氏が実戦でのテストのうえ選んでセッティングしてあるので交換の必要も無いとは思うけど、もちろん他のテーパーのものに交換も可能。



リードパイプの種類は素材やテーパー、ゲージなどの組み合わせで数十種類あるので、好みの抵抗感やサウンドを伝えてオーダーして欲しい。
ベルはイエローブラス、ゴールドブラス、コパー、ブロンズの4種類。ボア・サイズはM,ML,L,XLの同じく4種類。仕上げはロウブラス、ニトロセルロース・ラッカー(ブラック、レッドなどのカラー・ラッカーも可能)、シルバー、ゴールドの4種類で、さらに各々サテンとグロスの2種類の仕上げが選べる。もちろんベル径やゲージ、フレアの形状もすべてオーダー可能。




で、この写真のブロンズだけど、以前にも書いたとおり、よく言われてるブロンズとは違ってPure Bronze Alloyなのであしからず!まあ吹けば一発で判るけどこの吹奏感とサウ ンドはまさしくジラレナイシンだね。



で、素材ごとの違いはまさに「好み」の世界なのでどれが最高というのも無い訳で、もっとも判りやすいのはスネア・ドラムのサウンドの違いかも。例えばDW社のスネアはコパー、ブラス、ブロンズ(その他スチールやアルミもある!)の3種類ともラインナップされてるので、素材ごとのサスティーンやサウンド・カラー、ボリュームなどをチェックして比較すれば参考になると思うよ。