さあて先日のコラムで悩めるカメラマン氏の「デジタル化大作戦」が無事成功し、サンプル画像を送ってもらった。なんと自作でアダプターを作ってしまったなんて、こりゃますますRESPECTでしょ!!

これ又悩み抜いた揚句に決定したC50mm(blk)でも同様に撮影してもらったので、描写の比較ができるかと思うので早速見てもらいましょうか。

こうやってデジタル化しても個々のレンズの特徴はよく判ると思う。

SWAのBiogonは非常に柔らかなのに透明感があって、しかもポジで撮ったときのあの何とも言えない「抹茶色」が全体に漂ってて美しいやねえ!でも1000FやこのSWAなんかはやはりなるべくなら銀塩で撮って欲しい。なんかお年寄りに無理させてる気がするんだよね。歳を重ねたからこそ捉える事ができる何かがフイルムには写るんだから!



そしてもう一枚はCの50mm Distagonのクロ鏡胴。この画像を見て今更ながらこの時期のツアイスレンズの底力を思い知った気がする!モニュメントの素材感や立体感!!
私がクロ時代のCレンズを何故おすすめするかが如実に判ってもらえるでしょ。



コダクローム25や64が74年に、76年にはエクタクロームも発売され、いよいよ「カラーの時代」へと突入して行く中で、Hassyとの鉄壁のコンビネーションは数々の傑作を生んだ訳さ!でもその「変化」たるや、今の「デジタル化」どころの騒ぎじゃなかったよね。

フイルムがますます絶滅危惧種となって行く今、デジタルをフイルムの一種と捉えるとすれば、ある意味の「共存共栄」路線を受け入れざるを得ないよね。その中でも底力を発揮して生き残って行けるのはHassyしかないのかも?

さあて今回は、アクセサリー収納箱(?)から発掘されたもののパート2!前回は更新直後からメールを頂いて、瞬間蒸発(?)だったけど、今回も又メールでよろしくです。