ここんところ変な天気が続いて何とも調子が崩れてしまうけど、如何お過ごしでやしょ?急な雨にはジップロック!!ありゃホント便利だから、最低でも中と小の2種類くらいはカメラバッグに入れといた方がいいよ。

さて今回は先月意を決してハッシーフリークの仲間入りを果たしたばかりの通称"May"さん。そしてその貴重なFirst Rollを見せてもらったら、おいらこの一枚にグッと来てしまったのでお披露目しよう!



「モノ」ってさあ、本来の機能を果たしてない、いわば「休み」の時の佇まいって何か訴えてくるものを感じない?見慣れた表情とは違う何かにドキッとする時って。いつも子供達が遊んでるこの滑り台、今日は雨だからなのかそれとも休みなのか誰もいない。遊び相手のいないぽつねんとした滑り台の「モノ」としての表情がなんともいいでしょ?ハッシーも撮影から戻って手入れの際にふと「モノ」としての表情が眼に入ったりした時に思わずじーっと見入っちゃたりしない?

そして雨水の溜まったところに今年も盛りを過ぎた桜の花びらが落ちてて、そこはかとなく「寂しさ」が漂ってるんだよね。赤いペンキの色とその錆、両者がそれをより強調している気がする。

大好きなLiza Minnelliの言葉に「私の唄う一曲は一本の映画」という名言があるけど、まさに一枚の写真から色んな「物語」が出てくるんだよね。こういう「日常の風景」から「物語」を語ってくれる写真、おいら大好きであります!!

「よそ行き気分」で「非日常」の風景を捉えるのもいいけど、「日常」にこそ本当に素晴らしい「情景」と「物語」が潜んでる。そう、それに気付くかどうか!これが「記録」と「写真」の違いかもね。