先週朝電話に出たら「おい、鎌倉行くぞ!」。誰なんだよと思ったらBilly Cobham!「Cotton ClubのGigで今オークラに着いた」という。「で今日はOff?」と訊くと「1時半からリハ」というので「そりゃ無理でしょ。」!
結局、明日だ明日だと言ってる中に鎌倉撮影は次回に持ち越し。「来年の秋に俺のバンドで来るから一日Offを入れるので絶対京都行こう」ということで決着した次第。

Billy Cobhamが誰かが判らない人もいるかもしれないけれど、現在この地球で最高のドラムの一人で、Miles Davisを始め数えきれないPlayerとの共演をしている.。MilesのJack Johnsonのドラムと言うと判ってもらえるかもね。
でこのBilly Cobham、写真にかけてもとにかく非常に有名で、特にHassy FreakとしてはJazz界では亡くなったMilt Hintonと共に筋金入りのHassy使いのひとり!自分のや他アーティストのアルバムのジャケ写も相当数に上る。

そんな彼は今回SWCと共にモニター中のLeica S2を持って来た。遂に「ブルータス、お前もか!」とばかりデジタル談義をしながら早朝の皇居をSchootingしたんだけど、丁度紅葉が美しくてお互い120枚程撮りまくり!Billは一枚撮る度にモニター見ながら格闘中。「ずいぶん面倒なカメラだねえ」とこちらは500Cとイクシでホイホイ飛び回ってたら、ふと気付くと彼もいつのまにやらSWCに持ち替えてた!

Gigの方も招待されて見てきたんだけど、ここに来てますますその凄みを増してる演奏に完全にノックアウトされてしまった!打楽器の演奏ってとかくパワーと超絶テクニックだけに走る奏者が多い中で、彼の演奏ほど「音楽」してるのは皆無!
色、匂い、温度、空気感などの要素を瞬時に変化させコントロールしてBand全体を音楽としてとてつもなく高次元のものへと昇華させてしまうBillはまさに最高のMusicianだと思う!ハネてから、まさに「写真」と「音楽」は酷似しているよなあ、という話で興奮しまくった!

彼は現在、撮り貯めた膨大な写真を整理してスクリーンに写し自分の演奏との共演をやるべく準備している。そのツアーでは是非日本での公演もして欲しいが、彼の個展も何とかして実現したい。スポンサー募集しますので、よろしく!?

とにかく写真も音楽も、その人となりを恐ろしくダイレクトに表してしまうもの!Billとの話はいつも彼の思索の深さ、洞察力の凄さ、など痛感させられる訳だけど、やっぱ「人」なんだよなあとつくづく再認識した次第!

さあて、今回は趣向を変えて「委託品」の一部の紹介。状態は凄くキレイ!しかも凄く安い!詳細はまたメールで!

C.50mm(blk.)T*
C.150mm (blk.)T*
C.250mm(blk.)T*