なんとなく春めいてくると外へ出て行きたくなる今日この頃、撮影は順調に進んでる?

今回は最近初めてのハッシーSWCを購入してもらったK氏の作品を紹介しようと思う。本業がコンビナートの設計というなんとも「旬」な被写体の本家本元!ホントあのコンビナートの夜景は、機能重視の建造物がまるで全く別の生き物になってるのが凄いよね。以前にも紹介した"Full Moon"もそうだけど「記録」として撮ったものが全然違う「作品」 になってしまって被写体の「何か」がビンビン伝わってくる訳さ!

さてこの4点、なんともピュアで澄み切ったハートが伝わってくるでしょ!よく言う事だけど、あこがれのものを手に入れたときの無条件の「悦び」と「喜び」が直球ド真ん中で表現されてるでしょ。このプリミティブな衝動が一番大事なんだと思うんだよね。「ウワー!」って思った瞬間、もうレリーズしてたっていうさ!

とかく長年撮ってる中に妙に「学識」でガンジガラメになっちゃって、やれ「構図がどうの」「焼きがどうの」などなどとのたまう様になってしまい、この原初的なパワーがどこかへ行ってしまいがち。でもねその手の人が撮った写真って往々に「絵葉書」みたいな何らのオーラも感じないものが多いやね。



こういうのって音楽でも全く同じで、楽器を初めて手にしたときの初々しいパワー感が徐々に無くなって、やたら「楽理」的な小難しいフレーズやサウンドになってしまうプレーヤーが非常に多いんだよね。そしてオーディエンスはどんどん離れて行き、やがては「俗人には解るわけねえ」とばかりに「孤高の音楽家」になっていくんだわ。

「写真」も「音楽」もそれを鑑賞するのは、その専門的な「知識」じゃなくて「感性」一発だと思う。その感動をずっと大事にして生きていきましょうや!


さて、業務報告。500CMのキットや60ミリ、120ミリ、それにSWC系が充実中!詳細はメールにて。