今年もあと僅かとなり何故か気分的にも相当バタバタしてるのに、ホント暗いニュースの連続で気も滅入ってしまう。でもまあ来年こそはいい年にしたいもので、せめて気分だけでも前向きに行きましょうよ!

今年最後のコラムはSWCの実戦に当たってのポイントについて。
相変わらず「距離感」の把握が苦戦のポイントになってるみたいで、何か「虎の巻」は無いの?との問い合わせも多いけど、もうこれは「慣れ」しかない!でもSWCユーザーにはゴルフをやってる人も多いんだから判らない訳ないんだけどねえ・・・。
とにかく電車乗ってても、会議してても、常に「距離を意識する」のに尽きる。それでもイヤなら「距離計」っを奮発して買ってしまうしか無い!最近はレーザー計測のスゴイのも結構手ごろな価格で売られてるし。でもこれとて「露出計」と同じであくまで自分の「距離感」を育てる一助として考えないと、「露出計」なしには写真撮れない人と同じになっちゃうからね。
あとはファインダーの扱いで、先ずよくいるのが「水玉ノイローゼ」の人!以前にも言ったけど普段の撮影で地ベタとの水平度を気にしてたら写真なんて撮れまへん!それと、あのファインダーばかり覗いて撮影してるうちに、ファインダーにベッタリ依存してしまったら、全てが「アイレベル」の絵になっちゃうから要注意という点。正方形は逆立ちしても横向けても正方形なんだからもっと自由なアングルで撮影すべきだと思うよ。SWC系のコンパクトな機動性は存分に活かしてやらないと!
とにかく究極のレンズ「ビオゴン」をマスターするには失敗を恐れず「とにかく撮っちまえ!」って事。

さあて今年最後は又も来ましたSWC/MのCF付き!いやあマンマ滅茶苦茶キレイな状態で元箱付き!
CF初期の硝材の凄さ、レリーズ・ロック付きで水準器がボディに、という伝統の仕様の「最後のヴァージョン」、というのが個人的ゾッコンの理由。これ以降のプラ製水玉入りファインダーやロックの省略されたレリーズのタイプはねえ・・・??