先日発表されご存知の方も多いと思うけど、日本コダックが無くなってしまうとか。我らハッシー党としてはますますフィルムの行く末に不安を覚える今日この頃、こういったショッキングなニュースは心臓に良くないよ、全く。
とはいえ今すぐにフィルムが絶滅する訳でなし、いざとなれば映画用フィルムもあるんだから、と楽観はしてるけどね。
20数年前、レコードがCDに切り替わるときも一度は絶滅しつつも、今やマイノリティーながらも確固たるレコード復活がなされてるんだから、まあファンの情熱のある限りは安泰でしょう!ThorensやLinnなどの老舗もいまだにレコード・プレーヤーを製造し続けてくれてる。で、これを支えてるのが我ら一般のファンであるということ、これだよね!
真空管探しに世界中を回ってるファンがいるように、世界中からフィルムは確保してやるんだ、「銀塩文化」を死守するぞ!という我々の情熱を絶対絶やさないようにしましょうや!
で、今回はそのフィルム党の究極、70ミリマガジンについて。

 

画像の左と右、どちらがカッコイイと思います?私的には断然左!このマガジンはレギュラー・サイズのボディには「胴の長すぎる」ダックスフンドみたいでなんか心が痛む。それに70枚もピントをいちいち合わせながらのシューティングはどうにも面倒だ。やっぱ70ミリこそSWC系でしょ!ピンもパンで露出だけ気にしつつ、ただひたすら被写体に集中する。いつも言うけどスナップにこの怪しい(?)ファインダーは不要でしょ!とにかくバンバン撮影していけばいい。仕上がりに意外な発見があって実に面白いよ!水玉合わせでノイローゼになってるオトウサン、和光の前で巻尺で距離計測してるオジサン、んな事やって神経衰弱になってるよりもまずはレリーズしなさいよ!露出も構図も距離感もすべて体で数万回の失敗という経験から得られるものでっせ!あとメートルでなきゃダメという人。あなたの頭は固まっちゃってるの?じゃゴルフはできないね。1フィートの長さ、1インチの長さを目で確認してあとは頭で測量すりゃいいでしょ!それでもダメならライカのゴルフ用レーザー距離計でも買えば?でもそこまでしてちゃスナップもはやスナップじゃなくなってしまうよ!「当意即妙」「一期一会」!?

とにかくサクサク70枚、撮りまくってくださいよ!ハッシーは撮るために誕生してきたんだから。