久々にキレイなセットが届いたので、いつもの様にさらりとご紹介!
ひとつは何故か人気の500Cのスクリーン交換可能モデル。何度も言ってるように中身は500CMだけど、まあレアだという点で人気があるのかも?いずれにせよこの頃くらいまでのHasselは鬼のように気合の入ったツクリだから実に頼りがいのある完成度頂点モノ!それに比べて現行のトホホなこと・・・。



もうひとつは500Cのオリジナル・スタイル。個人的にこの極めて普通のレギュラー・スクリーンが非常に気に入っていて、ピントのヤマが一発でわかるので凄く使いやすい。しかも4点ビス止めだからスクリーンが微妙に動くことも無く、毎回ビシバシのピンを教えてくれる。今回のはなんとシャッター・スピード表示が彫りのプラナーが付いてる!これも最近ホント見かけなくなったけど、こういう「便所の100ワット」的ツクリが堪りまへん!



以上最近とみにレアになったシロレンズ付きのセットでボディとマガジンもバッチシ番号合ってるやつのご紹介。まあその番号合わせって一部のアキバ系諸氏には大事なことだろうけど、我ら正統ハッシーフリークにはあんまり意味がないと思うけどね。又、マガジンのシェル部とインナー部の番号が違うと発狂してしまう連中もいるらしいけど、スタジオの現場なんかではアシスタントがフィルムをインナーにバンバンとセットして先生のご指示があると即時にそのインナーを渡し、先生はボディにアウターをセットしたまま、なんて状況が多い訳で当然テレコはいつも起こってアタリマエ。Hassel社もそんなことは当然「想定範囲内」で、アウターとインナーは同じモデルなら完全にフィットする様に作られてるので、全く気にしなくていいと思うよ!
いつものとおり、そんな事よりとにかく撮影そのものに徹する、これがハッシーの底力を体感する近道だよね。