今回は「今週のおすすめ!」としてSWCの初期型。

これは1961年製の"System Compendium"105ページに写真が出てるのと全く同じもの。
1959年に最初のSWCがリリースされて64年までは毎年500台ずつ生産されていた。それにしてもたったの500台!片や500Cなどは3,000から5,000台だからいかに貴重な存在かがお解かりいただけると思う。この時代のSWCの、とにかくコーティングでごまかす必要のない硝材のものすごさ!実際手にして解る重さの違い!



SWC系を使う方は、ファインダーがどうの、目測がどうのと言う前に、とにかくシャッターを押して欲しい!数多くの失敗から、今までとは全く違う構図や視線に驚く何枚かが撮れるはず。Hassel社が何故アイレベルに拘ってるかがよく解る!水平を気にして、ファインダーの視野を気にして、ストラップして、距離を気にして・・・



なんて事やってると、そのうち中古委託品コーナーのお飾りになってしまう!コンパクトな機動性と空前絶後の描写、これを活かせ!