いやあ最近のコラムが急に更新が多いので、「熱でもあるんじゃないの?」とご心配おかけしたりしとりますが、燃えております!?

で、今回は宿命のライバル(?)CF vs Cレンズの巻。その違いの顕著な点を少しだけご紹介してみます。

先ず違うのが、ご存知のとおり、CFはプロンターでCはコンパーのシャッターであるという点。そしてCの時代のはライトバリュー全盛(?)でシャッター速度と絞りはバネで固定されるタイプなのに対してこれが面倒臭いという方の為にCFでは独立して動かせるようになったという点。(その分、セルフが割愛されてしまった!)



そして何より絞りの形。写真をみてもらうと一発明瞭!羽の枚数は同じ5枚ながらCレンズにはなるたけ丸くしようとする涙ぐましい配慮がみてとれるのであります!少しアールをつけた羽根がなんともゆかしき丸みをつくってます。ここでよくあるご質問について一言、Cレンズの、特に初期モノは羽根の1枚は先端部がベントしてあります。これは1番と5番の衝突防止の為であって、決して誰かがひん曲げちゃった訳ではないのでご安心を!しかも70年代の後半には*番と*番の羽根を入れ替えてさらに事故の防止に万全を期すべくイェテボリからの御触れが出ています。それをご存知ないリペアの方も多いのでご用心!

とまあ、数々違いがありどちらがイイというべきものでもないので使い手の選択次第。でもモノヅクリとしてどちらが、と言われれば答えは明らかとは思いますが・・・。